二つの小臼歯の虫歯を一度に治療しました。
1、上顎の小臼歯付近が冷たいものなどに凍みるようになりました。患者様は神経を取らなければならないのかと心配されて来院されました。
2、麻酔下で進行していた虫歯を除去しましたが、幸いな事に神経までは達していませんでした。
今の歯科治療は大きく歯を削りません。必要最小限の部分のエナメル質と象牙質のみを削除して出来るだけ健全な歯質を残すのが今の治療方法です。
3、今回は隣の歯に向かい合った隣接面に細菌が溜まったまま或る期間放置されていたので、ここに虫歯が出来ました。
これから歯に接着する詰め物を充填する為に、歯に接着の処置をします。
4、その場で詰める治療法を隣接面から始めている所です。
5、綺麗に詰めたのでどこを治したか見分けがつきません。治療後は凍みや痛みの症状は全く無くなりました。
一時間半かかりましたが一回の通院で終了です。これからは歯間ブラシ等を使った予防をされた方が良いと思われます。