鈴木歯科医院(成城)(世田谷区/成城学園前駅)

blog アートボード 1 - インプラントを下顎の大臼歯部に埋入してここで噛める様になりました。

インプラントを下顎の大臼歯部に埋入してここで噛める様になりました。

下顎大臼歯が欠損したのでここにインプラントによる回復治療をしました。大臼歯のうち、殊に第一大臼歯は咬合のかなめと言われています。これが虫歯や歯周病などで欠損すると咀嚼効率がかなり落ちます。歯科治療の中でこの欠損を回復するには入れ歯やブリッジ等による治療の方法が有りますが、残っている他の歯に負担かからないのがインプラントによる治療法です。今回患者様はこの方法を選択されました。術前のカウンセリングについては最後に述べます。

1 4 150x150 - インプラントを下顎の大臼歯部に埋入してここで噛める様になりました。 1、画像は二つの歯に挟まれた歯の欠損部です。麻酔下でこの粘膜を切開してあごの骨にインプラントを埋入する外科手術をしますが、殆どと言っていい程、術中、術後の痛みはありません。皆様は痛いのではないかとの不安を言われますが、不思議なほど痛みは無いようです。顎の骨の厚さと深さは十分でしたので安全に手術出来ました。この時の診療時間は30分間少々でした。 

2 3 150x150 - インプラントを下顎の大臼歯部に埋入してここで噛める様になりました。 2、インプラントの埋入治療後は暫く安静にする必要がありますが、3か月の期間が経過したので顎の骨とは強く結合しています。画像はインプラントの上に専用のキャップを装着した所です。

3 3 150x150 - インプラントを下顎の大臼歯部に埋入してここで噛める様になりました。 3、画像は埋入したチタン製インプラントのレントゲン写真です。下顎管と言う血管から十分に離れた位置に安全に人工のチタン製歯根が安定しました。この上に冠を被せる為に型を採ります。

4 1 150x150 - インプラントを下顎の大臼歯部に埋入してここで噛める様になりました。 4、インプラントの上に陶材の冠が装着されました。人工の歯ですが、審美的に見て自然な感じがあり、又とてもよく噛めるので患者様はとても納得されました。この冠はスクリューでインプラントに固定されています。

 

術前のカウンセリングについてです。インプラント治療をするにあたって、先ず歯周病等の口腔検査をし、またCTやレントゲン写真等を撮影して資料を揃え、治療の可能性や他の治療法との比較を話し、また安全性や難易度やリスク、デメリット等も説明します。十分にご理解いただけましたら治療を始めますが歯科医師としてはあらゆる面で安全性を確認するのが重要だと考えています。

治療が終了した後も定期検診が大切です。インプラントは入れっぱなし、やりっぱなしは禁物です。インプラントはチタン製ですからそのものは大変に丈夫です。しかし天然の歯と同じく歯周病になる危険性が有ります。ですから術後も毎日適切な口腔清掃が必要ですし、年に2~3回の定期検診が重要です。

 

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