鈴木歯科医院(成城)(世田谷区/成城学園前駅)

blog アートボード 1 - 顎の骨が足りなかった所に人工骨を入れ、インプラントを埋入しました。

顎の骨が足りなかった所に人工骨を入れ、インプラントを埋入しました。

患者様は歯が抜けた所に入れ歯やブリッジでは無く、インプラント治療を希望されました。

1 150x150 - 顎の骨が足りなかった所に人工骨を入れ、インプラントを埋入しました。 1、インプラントを入れる前のレントゲン写真です。インプラントを受け入れる顎の骨が大きく欠損しています。

10㎜のインプラントを埋入予定ですが、歯槽骨の深さは5mmしかありません。

2 150x150 - 顎の骨が足りなかった所に人工骨を入れ、インプラントを埋入しました。 2、顎の骨が足りないところに人工骨を補充して深さ13ミリの骨を作り、インプラントを埋入しました。埋入のオペは全く痛みがありませんでした。

3 150x150 - 顎の骨が足りなかった所に人工骨を入れ、インプラントを埋入しました。 3、4か月経ったので、型を採取りました。インプラントの上に冠を被せたレントゲンの画像です。

4 150x150 - 顎の骨が足りなかった所に人工骨を入れ、インプラントを埋入しました。 4、インプラント上に冠を着けた画像です。スクリューで冠を繫げました。以前入れていた入れ歯より大変に具合が良いようです。ブラッシングを良くして定期検査でチェックしているとずっと長く使えます。

 歯科治療は以前から比べると大幅に進歩しつつあります。今までは顎の骨が少ないとインプラントを諦める場合が有りましたが、上顎のケースではこれがスムースに出来るようになりました。しかもほとんどの場合、疼痛も腫脹も無いので安心して治療出来ます。今回の症例の様に、インプラント埋入箇所から上顎洞底までの距離が短い場合が多く見られます。このような場合、インプラントを諦めるか、それとも頬の側から歯槽骨を開窓して、人工骨を入れてそこにインプラントを埋入するしかありませんでした。しかしながらこの歯槽骨の脇から開窓するのは痛みと腫れがともなうので当医院はこれを避けていました。ところが数年前、術式が簡便でしかも痛みも腫れも無い埋入法が開発されたのでこの方法を採用するようになりました。そしてその成功率は大変に高いのでインプラント療法の応用範囲が広くなりました。

 

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