治療を受けて3年位経過しましたが、噛むと痛みが出てきました。レントゲン写真を見ると、根の先に炎症が起こっていたので、再根管治療をしました。
① 根管治療をする為に、被さっていた冠を外しました。壁が殆ど無くなったので壁を立ち上げます。
② 歯に接着する素材を使って壁を作ったので根管治療に必須のラバーダムを装着出来ます。これから顕微鏡下で治療を始めます。
③ 術前のレントゲン写真です。画像右側の大臼歯です。左側の根の先に黒い陰影像が有ります。細菌感染で歯槽骨に空洞が出来ています。
④ 術後のレントゲン写真です。画像右側の大臼歯ですが、左側の根の先がカーブしながら根の先端まで薬剤が充填されているのが分かります。このカーブした部分に細菌が溜まっていたようです。今回はこの部分を含めてすべての根管が無菌化されてたので疼痛は無くなりました。根尖部の空洞はいずれ無くなるはずです。